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今シーズンは2シーズン遠ざかってしまったサブスリー復活を目指して始まりました。
いつもの阿星山竜王山周回の練習コースも一工夫して45キロに延ばし、9月下旬から4回の走り込み、走り方も苦手な下りを克服するために平地と同じように踵着地を心がけるように変えました。当然従来よりもペースアップします。そして山から下りてから自宅までの8キロを出来るだけしっかりと走るように心がけました。他に10月には40キロ以上のランが3回ありました。
そして迎えた11月3日丹波高原ロードレース30キロで、大幅にベスト更新の1時間55分47秒。これで福知山でのサブスリーを確信し50分切りも夢ではないと思った矢先の4日に中止が決定しました。ガックリ!まだどこかに年内に走れる大会はないかと探してみたら、加古川マラソンが1週間エントリー期間を延ばしたらしい。藁にもすがる気持ちで要項を取り寄せ申し込みました。
6年前にハーフを走ったときの印象では、河川敷なのでフラットだけれど応援の人はほとんど期待できない寂しい大会というものでしたが、集中して臨めば関係ないだろうと考えました。しかしこれから疲労抜きに入ろうという時期に再度走り込みをしなくてはいけなくなるので、一旦緊張感を解くために11月7日は昼から飲んで食べてするというだらけた日にあえてしてみました。
それにしても1ヶ月もモチベーション保てるのだろうか?それだけが不安でした。しかし福知山中止を前提としていないときから決まっていた12月5日のラン&ウォークのスタッフ、11日の法事、12日の東山三十六峰マウンテンマラソンのスタッフなどろくに走れそうにないスケジュールがあったので、11月14日から28日までに4回の阿星山竜王山をこなしてこれで走りこみは完了しました。今にして思えば走りこみ後にこのようなリラックスできる予定があったのがちょうど良かったのでしょうか?
大会直前は去年より短めに5日間の禁酒をし、この間は普段の夕食では食べることのない主食(炭水化物)を食べました。2日前にはアテネの野口選手のビデオを見て後半粘る気持ちのイメージトレーニングをし、前日は缶ビール2本とお湯割2杯を飲んでぐっすり寝ることが出来ました。
大会当日は朝4時半起きで5時20分の電車に乗るという強行スケジュールです。これでも大会会場に着いてからスタートまで1時間ちょっとしかないのですから来年からはスタート時間を考慮してもらいたいものです。なんせ受付をすませランシャツにゼッケンをつけてトイレの行列に並び着替えて軽い目のストレッチをして荷物を預けたらスタート15分前でした。余計なことは考える余裕もなくてかえって良かったのかもしれませんね(笑)
陸連登録の選手の5分後にスタート、今日の予定は30キロまではキロ4分でおさえそこからペースアップするというものでした。出来るかどうかは分かりませんでしたが、まあこのペースで30キロ走ればサブスリーは出来るだろうと楽観していました。
5キロ通過が19分30秒、ちょっと速いので少しだけペースを抑えてみると暫くはどんどんと抜かれていきます。中には仮装の人がいたりして焦る気持ちも出てきましたが、マイペースを守りました。10キロ地点の給水を取るのに失敗しましたが2.5キロごとに給水があるので不安はありません。対岸に渡った15キロ付近ではオシッコしたいとかいろいろと雑念が出てきたりして一番きつかったところですが、ペースを落とし過ぎたことに無理があったのではないかと考え、自然な感覚で走ってみることにしました。その後陽が射してきて暖かくなり汗が少し出てきたこともあって徐々に楽になっていきました。しかし2回目の折り返しを過ぎたら向かい風、楽に感じたのは風に押してもらってたのか〜とも思いましたが、丹波のときにも風はあったし、立ち向かっていけないような強風でもないし、10キロ向かい風の中を走ったあとは8キロ追い風になると言い聞かせペース維持を心がけました。25キロのエイドではバナナを半切れ食べてエネルギー補給、走りながらでも食べること出来るものですね。
27.5キロのエイドではスポンジを取るために左手の手袋を外したのですが、着けるときに失敗して落してしまいました。片手だけに手袋をつけているのに違和感があったので、右手の手袋も外し持って走ってたとき、吐いた唾が風に押し戻されて左腕にかかってしまいました。手袋で拭きとって30キロ通過、水を左腿にかけてその紙コップと手袋をゴミ箱に捨てて予定通りスパート。
さあここからはどこまで脚が持つかが勝負です。本当は40キロからさらにペースアップを密かに考えていたのですが甘かったですね。40キロ過ぎたら左足の脹脛は攣りそうになるし、意識朦朧とするし、危なかったかもしれませんが、なんとかペースを保つことはできました。ゴール地点の時計は2時間50分を表示しています。5分マイナスすると45分台、思わずガッツポーズをしながらゴールラインを越えました。
このようなレース展開だと15キロ以降誰にも抜かれることなく抜きまくり状態でとっても気分が良いですね。ただ5分前にスタートした選手を抜きながらペースを維持するのには神経使いました。
2時間45分24秒、大幅に自己ベスト更新出来ました。
15キロ59分46秒(甚ぱちさん計測)
30キロ1時間58分10秒(甚ぱちさん計測)
37キロ2時間25分21秒(ツチ丸さん計測)
99年に初めて3時間を切ったころから持っていた夢が50分切りで、究極の夢はキロ4分ペースの48分48秒でした。一時は自分には無理なのではと思ったこともありましたがようやく叶えることが出来ました。諦めないでいてよかったです。正直に言えば福知山から加古川に目標を変更してからの1ヶ月間は精神的にきつかったです。やはり狙った大会に向けてスケジュールを組んでいかないと調整するのが難しいですね。そして使い古したような言い方ですが、マラソンはスタートしてからゴールするまで体は単独だけれど決して一人で走れるものではないですね。いろいろ刺激を与えていただいた方、応援していただいた方、祝福メッセージをいただいた方、ありがとうございました。まだこれからもさらに上を目指して走っていきたいと思います。
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