サブスリーランナーに訊く
サブスリーランナーへのインタビュー

■ 第6回 NAMI さん
 
「サブスリーランナーに訊く」というよりは、「鉄人に訊く」と言った方がいいでしょう。スパルタスロン完走をはじめ、数々の超ウルトラマラソン(200km超)を完走されながら、デカスロン(十種競技)などもこなし、何と言っても、今年、51歳にして5年振りにサブスリーランナーに返り咲かれた(しかも3連続!)のには脱帽です。

■ 年齢・走歴を教えてください。(2002年5月現在)

51歳。走歴は16年。

■ 走りはじめたきっかけは?

30歳過ぎたころ、友人に誘われロードレーサーを借りてサイクリングに行ったのがきっかけで、サイクリング→自転車ロードレース→トライアスロン→ランニングと来ました。

■ 初サブスリーは、いつ、どこで達成されましたか?

1995年3月、大阪42.195マラソン。タイム:2時間59分40秒

■ それは、走り始めて何年目、何回目のフルマラソンでしたか?

走り始めて9年目、13回目のフルマラソンです。

■ その時の感想をお願いします。

5回目のフルマラソンで3時間5分台が出てからというもの、毎回狙っては失敗を繰り返していて、サブスリーへの挑戦8回目でやっとですから、もう嬉しくてたまりませんでした。ラストスパートで力を使い果たし、そのまま倒れこんでフィールドで大の字になって、喜びをかみしめていました。

■ フルのベストタイムは?

1997年3月、大阪42.195マラソン。タイム:2時間56分46秒

■ 月間走行距離を教えてください。

490km/月(自転車1/3換算で約100km/月を含む)

■ 主な練習内容を教えてください。

 ・シーズンオフ(4〜9月)
  ウルトラマラソンにたくさん出ます。100km3つ、200km以上1つぐらい。
  練習はゆっくり走りこむ。山走りも多い。
 ・シーズン中(10〜3月)
  10km40〜42分のペース走が中心。通勤ランで走りこみ。たまにインターバルも。

■ よく、ウルトラとフル(のサブスリー)の両立はむずかしいと聞きますが、その辺はいかがですか?

ウルトラを走った後、2週間〜1ヶ月はダメージでスピードが出せないということはありますが、練習のやり方次第で両立はできると思います。

■ サブスリー達成に効果のある練習をいくつか教えてください。

 ・10kmのペース走(サブスリーペース程度)
  「変態練習」と呼ぶ。同じ会社の別大ランナーぶちやん師匠が、弟子ふぢやんとあっこ姫のために用意した
  国際女子ランナー養成メニュー。
  上司同僚後輩の視線も気にせず変態になって構内を走ることから、この名が付いた。
 ・(700m2分40秒+300mジョグ)×15本のインターバル
  「鬼練」と呼ぶ。別大ランナーで怪物ウルトラランナーでもあるシオバラ氏が推奨するインターバル走。
  700mがフルマラソンの1/60の距離なので、700mのタイムで分を時間に置き換えると、そのままでフルの
  ペースがわかるという特長がある。集団で行うと自然とペースが上がり鬼の形相で必死でがんばってしま
  う。シオバラ氏には平気でも普通のランナーには鬼のようにキツイ。

■ ズバリ!サブスリーをやるために一番大事なことは?

絶対にやる!という強い信念を持つこと。
それと故障しないこと。レースや激しい練習の後、自分で軽くマッサージしたり、アイシングすることで、疲労の回復が早くなるだけでなく、故障の予防になっていると思います。

■ サブスリーを目指すランナーにアドバイスをお願いいたします。

イチかバチかで狙うより、無理しないで普通にがんばって可能な状態まで練習で段階的に持っていけば良い。無理な時はいくらがんばっても無理。やって来た結果がそのまま出ることを信じれば、出来る時は意外と楽にできるもの。

■ その他、上記質問以外で何かあればお願いいたします。

1997年以来サブスリーができなくなって諦めかけていたのが、5年ぶりに返り咲きました。10kmのペース走の効果が大きかったと思います。一度できたら自信が戻って、月毎に3回連続できてしまうものなんですね。


レース実績からは想像できない、素朴な(そして大ぼけな・笑)人柄がNAMIさんの一番の魅力です。
自然で強い。私も10年後にはそうありたいと思います。
ありがとうございました。
by ほにゃらか

NAMIさんのサイト:http://member.nifty.ne.jp/Namik/


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