サブスリーランナーに訊く
サブスリーランナーへのインタビュー

■ 第10回 ランママ こと 佐藤光子 さん
  ランママさんの写真
素敵な笑顔を振りまきながら風のように走るランママさんは、国際マラ
ソンの常連です。
「きっちりと自己分析を行い、練習方法を考え、結果を出す」
そのマラソンへの取り組みは、半端じゃない。
やはり根底にあるのは、いつかは一緒に走りたいと願う、息子さんへの愛でしょうか?

■ 年齢・走歴を教えてください。(2002年7月現在)

ゲッ・・・年齢不詳じゃダメ?40歳で〜す。
中学から陸上競技をしていましたが、今につながる走歴は13年。

■ 走りはじめたきっかけは?

大学ではバスケット部に入ったけど、選手ではなく裏方で不規則・不摂生のひどい生活でした。挙句の果てに監督と衝突してゼミに入れてもらえず、陸上部監督のゼミに拾ってもらいました。その運動生理学ゼミで陸上選手の研究に携わるうちに、自分も再び走りたくなったのです。

■ 初サブスリーは、いつ、どこで達成されましたか?

1997年11月、東京国際女子マラソン。タイム:2時間58分31秒

■ それは、走り始めて何年目、何回目のフルマラソンでしたか?

9年目、5回目。

■ その時の感想をお願いします。

ちょうどその1年前から、大学で市民ランナーを対象とした研究や「ジョギング教室」を始め、自分自身も心拍トレーニングを導入したところでした。それまでのタイムを10分以上更新してのサブスリーだったので皆さんは驚かれたけれど、私は自分の研究がまちがっていなかった!という思いでいっぱいでした。

■ フルのベストタイムは?

2000年11月、東京国際女子マラソン。タイム:2時間48分22秒

■ 月間走行距離を教えてください。

平均400km/月(300〜550km/月)

■ 主な練習内容を教えてください。

 ・シーズンオフ(4〜9月)
  LSDやトレイルラン(週末には40〜60km)
  秋口からコントロールラン(ビルドアップ走の変形)等でスピード練習の準備をする

 ・シーズン中(10〜3月)
  それまでマラニック的に行ってきた40km走を周回コースでのペース走に切り替える
  ポイント練習としてコントロールラン、インターバル、レペティションなどを取り入れる

■ サブスリー達成に効果のある練習をいくつか教えてください。

全ての人に有効な練習はありません。自分のタイプを知ることから始めましょう。
「ランニング事典」著者T.ノックスによるとマラソン記録=ハーフ記録×2.11。サブスリーに相当するのはハーフ1時間25分。ハーフがこれより速いのにサブスリーできない人は明らかにスタミナ不足かペース配分ミス。
レースペースの80〜90%でよいから40kmのペース走ができるようにしてはどうでしょう。
逆にハーフは遅いけれど3〜4時間のLSDは平気という人は、1000×10のレースペース・インターバルや5000+3000+1000のレペティションなどでスピードの土台を上げることも有効と思います。

■ ズバリ!サブスリーをやるために一番大事なことは?

己を知ることです。

■ サブスリーを目指すランナーにアドバイスをお願いいたします。

市民ランナーも科学しよう!
科学というのは観察から始まります。心拍でもタイムでも体重でも、記録をつけて眺めていれば、何が自分に必要かきっと見えて来ますヨ!

■ その他、上記質問以外で何かあればお願いいたします。

初マラソンの後に生まれた息子に「嵐」と書いて「ラン」という名前をつけてしまった手前、そうそう簡単にはランニングをやめられなくなってしまいました。肝心の息子は野球に夢中ですが、いつか一緒にマラソンを走れたら・・・。その時まではがんばりますよぉ〜!


コーナー初の女性ランナー登場を快く引き受けていただき、感謝しています。
坂道を笑いながら走るランママさん(見たんかい!←お約束・笑)。
いつもその笑顔で、まわりの人間を癒してください。
ありがとうございました。
by ほにゃらか

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