サブスリーランナーに訊く
サブスリーランナーへのインタビュー

■ 第11回 ISI@りんくタウン さん
  からかさ(笑)の写真
夢を追いつづけ、ひとつひとつ夢をかなえながら走り続けるISI@りんくタウンさん。フルマラソンゴールから始まった夢は、今では、別大マラソン(記念大会)を2時間43分台で完走するまでになり、次は、正規の別大マラソン参加資格である、2時間40分切りという大きな夢の実現に向け挑戦中です。
反面、からかさおばけの仮装で走る、ユニークな方でもあります。(笑)

■ 年齢・走歴を教えてください。(2002年7月現在)

38歳。走歴は18年3ヶ月。

■ 走りはじめたきっかけは?

中学の頃、ニュースで見たハワイアイアンマンでのジュリーモス選手のゴール(女子トップできて、ゴールの百メートル手前で倒れ、這ってゴールした)を見て、いつかはトライアスロンをやりたいと思いました。大学入学と同時にとりあえずフルマラソンを走ることにしました。

■ 初サブスリーは、いつ、どこで達成されましたか?

1998年3月、美山マラソン。タイム:2時間56分59秒

■ それは、走り始めて何年目、何回目のフルマラソンでしたか?

13年目11ヶ月目、15回目のマラソン。

■ その時の感想をお願いします。

それまで3回続けて3時間一桁(9分、8分、3分)のタイムで、「今回も後半失速するかな」と思いながら走っていたのですが、意外とあっけなく達成できて拍子抜けしました。初マラソンから長くかかったのでもっと感激するかと思ったのに、さほどうれしくないのはなぜなんだろうと思いました。3:30くらいのタイムで走っていた頃は、3時間一桁のランナーでもうらやましかったのに。

■ フルのベストタイムは?

2001年3月、美山マラソン。タイム:2時間42分51秒

■ 月間走行距離を教えてください。

大体コンスタントに250km程度です。

■ 主な練習内容を教えてください。

平日はせいぜい5kmから7km程度通勤ランするだけ。
休日は 早朝に隣の市の走ろう会で峠の往復コースを、他の人より数分遅れでスタートして全力で追いかけて登り、数分の休憩ののち、下りはサブスリーランナーであるライバルと競いながら下る。
その後、もう一つの走ろう会に参加し、アップダウンのあるコースを大抵ビルドアップで十数キロ走る。
夕方、夜に自主練習として10キロ程度ゆっくり走る。
夏はやはり昼間は走らないようにしています。

■ サブスリー達成に効果のある練習をいくつか教えてください。

私の場合、サブスリーを達成できた鍵は三つだと思います。
1.ピッチの計れる時計を購入したこと
 これにより、後半ピッチが落ちるという自分の欠点が認識でき、ピッチ重視の考え方になりました。

2.その欠点を補うべくフォームを変えたこと
 それまではストライド重視だったが、意識的に歩幅を少し狭くし、その分ピッチをあげるようにしました。自分では いまの走り方は早歩きの延長だと思っていますが、初動負荷の走りといわれるものなのかもしれません。
フォームについては面白い話があります。舞州の24時間リレーの20時間を過ぎたころ、全身に疲労感があって1500m換算6分を越えてしまいましたが、仮装をしたらさほど無理することなく5分30秒までペースを戻せました。この理由を自分なりに考えると、仮装した場合、仮装の裾がじゃまで、無意識のうちながら、確かにストライドをせばめてピッチを多めに刻むような走りになったことがあげられると思います。疲労がでてきてからこそ、ピッチを意識した走りは楽にペースを保つ秘訣だと思います。

3.ウルトラマラソンを始めたこと
 96年後半からウルトラマラソンを走ることにし、実際に97年から大会に参加し始めました。フォームが固まり、また、自然と一回の練習で走る距離が伸びたのがフルに役立ったと思います。休日はトータルで40km程度は最低でも走るようになり、距離に対する不安がなくなりました。

■ ズバリ!サブスリーをやるために一番大事なことは?

諦めないこと、そして信じること。「いつか絶対にできる」と夢を追いかけて、はねかえされても何度でもまた挑戦していれば、いつかきっとあっけなく夢は叶います。(ただし、漫然と夢を追うのではなく、夢を実現するために自分でできる最大限の努力をすることは必要だと思います。)

■ サブスリーを目指すランナーにアドバイスをお願いいたします。

スプリットタイムは必要以上に気にしない方がよいと思います。私の場合、ゴールしてからスプリットを見て、「きっちり計算して走っていたら途中で焦ってペースをあげてしまって後半失速しただろう」と思うことがよくあります。前半気合を入れて走っても、タイム的にはあまりかわらず後半へ持ち越す疲労だけが多くなるような気がします。中盤まで疲労なしにいけたら、多少タイム的に遅くても挽回可能です。

■ その他、上記質問以外で何かあればお願いいたします。

サブスリーランナーというのは思ったほど数少ない存在ではありません。でも、夢に向かって努力し、はねかえされても、はねかえされても再度チャレンジして達成できたという事実は誇りだし、自信になります。タイムばかり狙うのもつまらないものですが、一人でも多くのランナーにこの充実感を味わって欲しいです。


舞洲24時間リレーマラソンで、からかさおばけのかぶり物で疾走する姿を見て、爆笑してしまいました。でも、その姿で、とんでもないスピードで走るのを見て、同じ周回にならなくてよかったなぁと、真剣に胸をなで下ろしたものでした。(笑)
ありがとうございました。
by ほにゃらか

ISI@りんくタウンさんのサイト:http://www.h3.dion.ne.jp/~shige141/


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